ニヒリズム的境地へ【尖閣諸島問題「米中+露」包囲網(笑)】

今回の尖閣諸島漁船衝突問題で、日本の阿呆な政治屋どもが、


http://news24.jp/articles/2010/09/29/04167680.html
国家主権考える超党派議連、来月1日発足へ
日テレNEWS24 - 09月29日 18:44)
 民主党原口一博総務相自民党岩屋毅議員ら超党派の議員10人が29日に集まり、国家主権について考える議員連盟を来月1日に発足させることを決めた。
 原口前総務相は、沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件をめぐる政府の対応について、「たださなければならないところがある」として、証拠となるビデオの公開などを求めていく考えを示した。
 議員連盟には民主党自民党の議員のほか、無所属・城内実議員らも参加して、尖閣諸島の問題に限らず、外交や安全保障の面から国家主権について考えていくという。


などと、60年以上も昔の泡沫軍事国家時代的な発想の
救いがたくくだらない国際政治の力学について全く無知蒙昧なことをやっている間に、


>中露が領土問題で日本けん制
>「尖閣諸島は日本に返還」米国務次官補


完全に「中国+アメリカ+ロシア」包囲網ですね!


私は昨日の日記で事態解決について楽観論を書いたのですが…。
 http://d.hatena.ne.jp/prolegomena/20100928/1285671226
 事態解決の道はあります【尖閣諸島漁船衝突問題】
結局日本という国家(政府)は、米中露政府のマキャヴェリズムに対しては、
全く無力であるということがますます明らかになるだけですね(笑)



でもまあいいんです。


尖閣諸島問題、千島列島問題が
仮に庶民の生活に何らかの多大な悪影響を及ぼすことになったとしても、
結局は、そういう国家権力(政治体制)を綿々と支持して来た庶民に責任があるだけです。


という暗いニヒリズム的な境地に私は至ってしまいました。




http://mainichi.jp/select/world/news/20100929k0000e030010000c.html
中露:領土問題で日本けん制 共同声明
毎日新聞 - 09月29日 10:33)
 【北京・浦松丈二】中国外務省は28日夜、中国の胡錦濤国家主席とロシアのメドベージェフ大統領が合意した第二次大戦終結65周年に関する共同声明の全文を公表した。声明は「日本の中国侵入」に言及しつつ「歴史の歪曲(わいきょく)を断固非難する」との文言を盛り込んだ。
 沖縄県尖閣諸島の領有権を主張する中国と北方領土を巡って日本と領有権を争うロシアが対日史観で連携した形だ。
 声明は「日本の中国侵入後、ソ連は隣国に極めて大きな援助を提供した。中国国民もソ連軍に加わり戦った」と中露の対日共闘を振り返った。
 また、歴史の歪曲だけでなく、「ナチス軍国主義分子とその共犯者を美化し、解放者を中傷するたくらみを断固として非難する」とした。
 一方、中露首脳が署名した戦略的協力関係の深化に関する共同声明の全文も公表された。声明は「国家の主権や統一、領土保全にかかわる核心的利益を互いに支持することが戦略的協力関係の重要な内容」と明記。領土問題で日本などをけん制した。


http://news24.jp/articles/2010/09/29/10167684.html
尖閣諸島は日本に返還」米国務次官補
日テレNEWS24 - 09月29日 19:24)
 アメリ国務省・キャンベル次官補は28日、「領有権の問題には介入しない」としながらも、「72年に沖縄が返還されたときに、尖閣諸島もその中に含まれていた」と述べ、尖閣諸島は事実上、日本の領土であるとの認識をあらためて示した。
 また、アメリカにとっては良好な日中関係が重要だとした上で、「尖閣諸島沖の衝突事件で生じた日中間の亀裂はすぐに修復されると確信している」と述べた。