韓国強制併合100年を機に日本軍「慰安婦」問題の解決を求める日本軍兵士の息子たち100人宣言

>元従軍慰安婦への補償など求める集会 韓国


従軍慰安婦」の存在は疑いようのない歴史的事実です。
当時の日本政府および軍上層部が、軍の組織を維持するために、
兵に性的な慰安を与えて不満を抑えようとして行った国家管理による強制売春です。


これらの事実を証明・説明する資料を語りだすと膨大な量になりますので
今回はこれを省きますが、韓国併合から100年をむかえ、
特に被害を受けた当時植民地支配下にあった朝鮮半島(現在の韓国)の方々が、

菅首相の談話が元従軍慰安婦や歴史問題などに触れなかったことを非難し、それを評価した韓国・李明博大統領に対しても「現在と過去を考えずに未来を語っている」と批判した。

というのは当然のことです。


以下、転載歓迎です。

 ※※※※※

日本軍「慰安婦」問題の解決を希求する日本人男性の皆様
緊急の取り組みにご協力ください!
(8月23日までの取り組みです)


韓国強制併合100年を機に
日本軍「慰安婦」問題の解決を求める日本軍兵士の息子たち100人宣言


賛同される方は peaceright2001 at hotmail.com にお名前とフリガナをお知らせください。

また「文字化けする」という声もいただいたのでHPにもアップしました。
こちらからも賛同メールを送ることが出来ます。

http://www.jca.apc.org/ianfu_ketsugi/sons100.html


 今年は日本が大韓帝国を強制的に「併合」した1910年よりちょうど100年を迎えます。私たちは日本軍兵士の息子として、孫として、深い反省と自己批判なしにこの年を迎えることができません。
 日本軍は、中国大陸に、フィリピンやインドネシアなどの太平洋地域に、沖縄に、ありとあらゆるところに「慰安所」を設置しました。そこには朝鮮人女性がとりわけ多く連れて行かれ、日本軍兵士への性行為を強要されました。
 「慰安所」は戦場・占領地の日常風景の一つでした。当時そこにいた父や祖父たちの多くはそれを無批判に受け入れ、「利用」したことでしょう。
 何の疑問もなく「慰安所」を受けいれていた父や祖父たちとは異なり、私たちは「慰安婦」とされた女性たちが当時、どのような耐え難い日々を生きていたかを知っています。多いときは一日に何十人も性行為を強制され、弾の飛び交う前線にまで引きずり回され、逆らえば殴ら、切られ、身も心もズタズタにされ、生き残って解放を迎えられたことそのものが奇跡でした。
 しかも戦争の終わった8月15日は、彼女たちにとっては解放ですらありませんでした。「慰安婦」とされた女性は「こんな体になって帰れない」と現地に残ったり、帰国船から身を投げたり、朝鮮半島に帰っても多くの人が家族の元に戻ることができませんでした。戦後生き残った私たちの父や祖父たちの多くは何事もなかったかのように生きてきたといえるでしょう。一方「慰安婦」とされた女性たちは心の傷を抱えて、「慰安所」での体験を誰にも明かすことなく生き抜いてきました。
 私たちの父や祖父たちにとっても戦争体験は地獄そのものです。「お国のため天皇陛下の御為に」と赤紙ひとつで徴兵され、前線に放り込まれ、上官の理不尽なビンタと凄惨な殺戮の日々の中で、兵士の人間性は容赦なく破壊されました。戦争末期の物資の届かないジャングルでは飢餓やマラリアと闘い、片道切符の特攻兵器では文字通り死ぬことを命令されました。一人一人の兵士たちは、日本軍の野蛮さと大日本帝国の侵略性の、むしろ犠牲者でした。
 しかし「慰安婦」にされた女性たちからすれば、その兵士たち一人一人は、まぎれもない加害者です。
 私たちは「慰安所」を設置し女性たちに性暴力を組織的に行った日本軍の責任を問います。そして戦後65年たってもこの問題を解決することのない日本政府の責任を追及します。
 そしてそれは同時に、父や祖父たちの罪を背から下ろし、未だ解決されないことによって私たちに相続された罪を清算する作業でもあります。現在日本には、日本軍「慰安婦」問題を口にすれば「父や祖父を冒涜する行為だ」と非難する人たちがいます。しかし子や孫である私たちが加害の行為に目を瞑っていては、父や祖父たちはいつまでも罪を背負ったままです。「慰安婦」とされた女性たちの言葉を聴いた私たちは、父や祖父の加害行為に向き合いたいと思います。そして現在も日々生まれ続けている女性に対する差別や犯罪を根絶するためにも、向き合わなければなりません。
 朝鮮植民地支配の最大の罪のひとつがこの日本軍「慰安婦」問題であり、戦時性暴を象徴するものとしてこの問題は存在しています。植民地支配から100年を経過した今年こそ、この問題を解決しましょう。


 日本人男性として、今年こそ日本軍「慰安婦」問題の解決を求めます
 日本政府が謝罪と補償を実行し、被害女性の尊厳回復を実現することを求めます




http://news24.jp/articles/2010/08/15/10164842.html
従軍慰安婦への補償など求める集会 韓国
日テレNEWS24 - 08月15日 20:23)
 65回目の「終戦の日」の15日、韓国・ソウルの日本大使館近くでは、女性団体が元従軍慰安婦への補償などを求める集会を開いた。
 集会の主催者は、菅首相の談話が元従軍慰安婦や歴史問題などに触れなかったことを非難し、それを評価した韓国・李明博大統領に対しても「現在と過去を考えずに未来を語っている」と批判した。
 日本大使館前で目立った混乱はなかった。