無能の菅の意味ない「談話」【民主・松原議員ら、日韓併合談話で抗議文】

>民主・松原議員ら、日韓併合談話で抗議文


抗議文を出した、この松原仁という議員の経歴や主張をまずは見てみましょう。

・公式サイト
 http://www.jin-m.com/index.html
早稲田大学雄弁会出身
松下政経塾出身
・政党の移籍経歴
  新自由クラブ自由民主党新生党新進党自由党民政党民主党
・「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」を完全否定
・映画「南京の真実」賛同者
・「アメリカ合衆国下院121号決議」否定広告賛同者(2007年6月ワシントン・ポスト掲載)
 http://nishimura-voice.up.seesaa.net/image/thefact_070614.jpg
靖国神社参拝マニア(みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会所属)
・極右作曲家すぎやまこういちが、松原の応援歌を作曲
永住外国人地方参政権反対


何のことはない、ただの自民党タカ派議員と変わりはありませんね。
民主党にいること自体がまずオカシイのか、
民主党という政党が実は限りなく自民党に近いのか(近いですけど(笑))。


議員云々を別にして主張だけを見たら、
まるでネット右翼ネトウヨが地上に現れたような政治家です。


>『意に反して行われた植民地支配』の部分は極めて問題だ。決着済みの補償問題に影響しないよう対応してほしい」と強調した。


いやいや「意に反して」に関してはそのとおりですがな。
確かに当時の大韓帝国内に大日本帝国への協力者がいたことは事実ですが、
統治時代に勃発した「三・一独立運動」なんかは完全にスルーですか?
歴史を知らないというか、都合よく解釈しているというか、救いがたい阿呆ですな。


補償問題に関しては、「日韓基本条約」および付随協約に基づき、
日本政府は一貫して既に解決という見解をとっていますし、
仙谷官房長官も、首相談話については「補償は決着済みが前提」と述べています。
松原は何をトチ狂った行動に行動に奔っているのでしょうね(´Д`)y-~~


しかしながら条約締結時の韓国は軍事政権であり、
条約の詳細が韓国国民にほとんど知らされていなかったこともあり、
「補償問題を解決」としたのは、韓国側にも大きな課題を残したと私は考えています。
従って条約の見直し論が出て来るのはある意味で当然のことでしょう。



さて、問題となっている菅ちゃん(菅直人首相)の「談話」ですが…。

内閣総理大臣談話
http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201008/10danwa.html


う〜ん、全く当たり障りのないこと(一般論)しか語ってませんよね…。
具体的に「何をするのか」もほとんどありませんし。


そもそも韓国併合は、大韓帝国(現在の北朝鮮を含む地域)を支配下に置いたのに、
北朝鮮を無視して、韓国政府にだけ「決意を表明」して意味あるのか、と思います。


確かに北朝鮮と日本は正式な国交がなく、談話の表現を借りれば、
>民主主義や自由、市場経済といった価値を共有する最も重要で緊密な隣国同士
ではありません。


しかしその後に続く文章で
>二国間関係にとどまらず、将来の東アジア共同体の構築をも念頭に置いたこの地域の平和と安定、世界経済の成長と発展、そして、核軍縮や気候変動、貧困や平和構築といった地球規模の課題まで、幅広く地域と世界の平和と繁栄のために協力してリーダーシップを発揮するパートナーの関係です。
と高らかに謳い上げられて(笑)おります。


東アジア共同体」云々と、ここまで踏み込んだ表現をしたのならば、
韓国併合という歴史的事実(植民地支配)をもっと真摯に見つめ直し、
北朝鮮政府も談話の対象にすべきだったでしょう。


そういう種をあらゆる機会に少しでも蒔いておかないと、
北朝鮮と交渉するキッカケすら作ることが現状では困難だとというのに…。


やはり菅直人首相は無能です。



http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100813-OYT1T00863.htm
民主・松原議員ら、日韓併合談話で抗議文
(読売新聞 - 08月13日 17:42)
 菅首相日韓併合100年の談話に批判的な民主党の中堅・若手議員でつくる勉強会「日本国研究会」の松原仁衆院議員らは13日、談話に対する抗議文を城島光力政調会長代理に手渡した。
 抗議文は「(閣議決定前に)広く党内の意見に耳を傾け、慎重な配慮を下す必要があった。(決定に至る)経緯には納得がいかない」などとしている。松原氏は記者団に、「(談話にある)『意に反して行われた植民地支配』の部分は極めて問題だ。決着済みの補償問題に影響しないよう対応してほしい」と強調した。
 これに対し、岡田外相は13日の記者会見で、「議論のプロセスが出ることがいいのかどうか。外交交渉と同じ意味を持っている。政府の責任でまとめるのが普通の考え方だ」と反論した。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100813-OYT1T00925.htm
韓国への文化財譲渡「条約という形に」岡田外相
(読売新聞 - 08月13日 20:11)
 岡田外相は13日の記者会見で、日韓併合100年の菅首相の談話を受け、日本政府が保管する朝鮮王朝ゆかりの「朝鮮王朝儀軌(ぎき)」などの韓国への譲渡手続きについて、「最終的に条約という形になると思う」と述べた。
 その上で、条約の国会承認について「なるべく全会一致が望ましい。丁寧に進める必要がある」と述べ、与野党に協力を呼びかける考えを示した。国会提出の時期については「私の一存で決める話でない」と述べるにとどめた。