「在特会」の最期か【会長宅からパソコンを押収 在特会事件】

昨日、めでたく(笑)逮捕されたレイシスト集団「在特会」関西の幹部ども。

 川東大了(かわひがし・だいりょう)(39)
 西村斉(ひとし)(41)
 中谷辰一郎(41)主権回復を目指す会
 荒巻靖彦(46)主権回復を目指す会


京都府警が、東京の会長宅からパソコンを押収したことが捜査関係者への取材でわかった。府警は家宅捜索した関係先12カ所で押収した資料約130点を分析し、組織の実態解明を進める。


在特会会長である桜井誠(偽名)のPCの押収によって、全国9000人以上といわれる
クズども(ネット会員含む)の身元も判明することでしょう。
在特会の称するデモ・街宣活動に対して、これまで警察は非常に対応が甘く、
在特会側も警察とはツーカーだったつもりらしいですが、
  ↓
在特会 サブキャラクター一覧
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2092/1224996204/812
  ↑
こいつらをはじめとするゴミどもの運命は、もはや国家権力の掌中にあります。


警察という国家権力の暴力装置(機構)を、私は個人的に大いに嫌っております。
従って、出来れば国家の力によってではなく、
一般の民衆の力で在特会の愚劣なレイシズムを抑えることが出来たら理想だったのですが…。


しかしレイシズムという犯罪に匹敵する凶悪で愚劣な行為を
一応は法治国家である日本において看過していることは
もはや許されることではなかったでしょう。


レイシズムに「言論の自由」や「内心の自由」は認められるはずがありません。
在特会に対する警察権力の発動は何ら「言論統制」につながるものでもありません。
そもそもレイシズムそのものが、人権を踏みにじるものだからです。
日本においても、憲法に定められた人権規定は外国人に対しても適用されています。


日本国憲法
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s3
第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。


レイシズムの本質を全く理解しないで
 今後の政治活動全般(左右問わず)に対する
 威力業務妨害罪適用範囲の拡大を懸念しています。
などとネット上で述べている者(どうやら左翼らしい)がいるのは非常に情けない限りです。


後述していますが、むしろ懸念すべき点は

>一方で府警は、同初級学校が市の許可を得ず、隣接する児童公園にスピーカーやサッカーゴールなどを設置していたとして、学校関係者から都市公園法違反の疑いで任意聴取を始めたと発表した。

です。


■問題になった事件の報道(毎日放送←阿呆どもがコメントをつけまくっています。


ところで、先にも述べましたが気がかりなのは、

>一方で府警は、同初級学校が市の許可を得ず、隣接する児童公園にスピーカーやサッカーゴールなどを設置していたとして、学校関係者から都市公園法違反の疑いで任意聴取を始めたと発表した。

という点です。


京都朝鮮第一初級学校は地元住民・京都南区役所と相談・承諾の上、
50年に渡って運動場として勧進橋児童公園を使用していました。
高速道路の延伸計画(2004年頃〜)が出た際、道路の一部が公園を横切ることになるため、
既に当事者(朝鮮学校児童保護者)と阪神高速道路公団京都市との間で話し合いも持たれています。
今更「都市公園法違反の疑い」とは、単なる「行政の不作為」に過ぎません。



http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201008110047.html
会長宅からパソコンを押収 在特会事件
2010年8月11日 朝日新聞
 京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)の授業を街宣活動で妨害したとして、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の幹部らが逮捕された事件で、京都府警が、東京の会長宅からパソコンを押収したことが捜査関係者への取材でわかった。府警は家宅捜索した関係先12カ所で押収した資料約130点を分析し、組織の実態解明を進める。
 10日に逮捕されたのは、在特会副会長で電気工事業川東大了(かわひがし・だいりょう)容疑者(39)と、同会京都支部運営担当でマンション管理業西村斉(ひとし)容疑者(41)のほか、友好団体「主権回復を目指す会」(主権会、事務局・東京)の元関西支部長で会社員中谷辰一郎容疑者(41)=大阪市西淀川区=と、主権会の元関西支部事務局長でスナック経営荒巻靖彦容疑者(46)=兵庫県尼崎市。4人は威力業務妨害と名誉棄損、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の容疑を認め、「日本のためにやった」などと供述しているという。
 一方で府警は、同初級学校が市の許可を得ず、隣接する児童公園にスピーカーやサッカーゴールなどを設置していたとして、学校関係者から都市公園法違反の疑いで任意聴取を始めたと発表した。
 メンバーの逮捕を受け、在特会桜井誠会長は動画サイトで「このような容疑で逮捕されるいわれは全くないと信じている」と主張。同校の金志成(キム・チソン)校長は談話で「一罰百戒となり、民族差別がない社会となるよう願う」とし、公園の占有については「事前に市の了解を得ていると認識していた」と述べた。