どう鳩山政権を批判するか【首相、社民に連立継続求める】

>首相、社民に連立継続求める

いや、普通の神経をしているのならば、連立は呼びかけられないでしょ。根本的な政策の差で社民は連立離脱の方針を出してるんだから。しかし鳩山は「普通の神経じゃない」(宇宙人)なので、普通の常識は通じないかもしれませんが。


普天間基地居移設問題に関して、鳩山政権を批判する勢力は大きく分けて3種類あるような気がしています。


1.「基地は国外移設、最低でも県外
上記の公約を守れなかったから、という非難。現在の野党はこれをネタに「不信任決議」を出していますよね。
しかしながら、この非難に対して私が違和感を覚えるのは、
 ・「自民党みたいなアメリカの奴隷政党」はおいといて、
  本来は基地の国外移設を応援すべきだった日本共産党までも
  不信任に関わっている(本来はこの政策に賛同していたからかな?)。
 ・また、民主党の県外移設に対して、積極的に基地受け入れを表明した
  自治体はまったく存在しなかった。
こんな体たらくで、民主政権を非難するなよ、と私は言いたいです。


2.基地問題に絡めて、米国追従からの第一歩から失敗した
私の立場はこの「2」に近いです。沖縄以外の自治体は誰も「米軍基地の受け入れ」に積極的ではない、むしろ嫌がっている、と言えば良かったじゃないんか、と思う訳です。国民の民意が拒否している、すなわち民主政治の原点から考えれば、現状のままの米軍基地の温存や国内での移設には応じられない、と言えばカッコよかったのになあ(´Д`)y-~~


3.バカウヨ(≒ネトウヨ)の米軍基地は「抑止論」
あと、一部のアホウヨどもがネットでわめいていますが、これはクズ同然の「ネット世論」なので無視して構わないでしょう。あまりにも馬鹿馬鹿しいので省略します。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010052900379
連立継続、社民に求める=続投を重ねて明言−首相
 【済州島(韓国南部)時事】韓国訪問中の鳩山由紀夫首相は29日夜、済州島のホテルで記者団に対し、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設にからみ社民党が連立離脱の方針を固めたことについて「辻元清美国土交通副大臣にはこれからも頑張ってほしい」と述べ、連立継続を求めていく考えを強調した。首相としては同党に、ぎりぎりまで連立維持を求めることで、離脱後も良好な関係を維持し、終盤国会や参院選への影響を最小限に食い止めたい考えだ。
 5月決着ができなかった自身の責任に関して、首相は「その立場で努力することで、国民の皆さんの理解を得たい」と、続投を重ねて明言。政府対処方針への署名拒否を受け罷免した福島瑞穂前消費者・少子化担当相の後任については「社民党がどういう結論を出すかによる」と述べ、同党が離脱を正式決定するのを待って、平野博文官房長官の兼務を解消し、人選する意向を示した。
 さらに、首相は、内閣改造について「現在、そういう発想は持ち合わせていない」と否定。夏の参院選に関しては「楽観していない」としつつ、「勝敗ラインを頭に描いている状況にはない」と述べた。6月16日までの今国会の会期延長には「基本的に動かすことはすべきでない」と否定的な考えを示した。
 小沢一郎民主党幹事長との関係では「時折連絡を取っている。皆さんが思っているほどぎくしゃくしているとは思ってない」と語った。 (2010/05/29-23:50)
時事通信