民主党だけが得をした【東京都議会選挙】

東京都議会選挙が終わった。
結論から言えば、民主党だけが美味しい思いをしただけである。


都議選で民主54、1人区も圧勝 自民、過去最低に並ぶ38
http://s03.megalodon.jp/2009-0713-0354-47/www.47news.jp/CN/200907/CN2009071201000051.html


日本共産党市田書記局長も再三述べていたように、
選挙前の議会運営では、
民主党は珍太郎都痴事(石原慎太郎)の提案の99%以上に賛成しているのである。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-08/2009070803_01_0.html
つまり実質的にオール与党体制には変化はない。


選挙前は、自民(48)+公明(22)+民主(34)で
実に104議席(定数127)、全議席の82%を占めていた。


しかし今回の結果は、自民(38)+公明(23)+民主(54)で、
合計115議席(定数127)となり、何と全議席の91%を占めることになったのだ。


国会運営、特に(゜⊿゜)(麻生)政権にとっては逆風というべき
息の根を止められかねない結果となったのは確かではある。
 ※あるいは自民党内の「麻生降ろし」の恰好のネタにはなる。


しかしながら民主党の行動如何によって、
都政の動きが変わることは選挙前と同様である。
国政と同調し、都政においても民主党が反自公に回るのならばともかく、
選挙前と同様の行動をとるのならば、都政には何の変化も生まれない。